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ナッジは効果が小さいから不要?

  • Kaori Uetake
  • 2024年1月23日
  • 読了時間: 1分

“ナッジは確かに、大きな問題が山積している時代には小さな解決策に見えるかもしれない。・・・しかし・・・今、それを放棄することは、アスピリンを発見して、それがガンを治さないという理由で直ちに生産を停止するようなものだ。”



ナッジの介入効果は、数%であることが多いです(デフォルトや物理的変更は除く)。


そういう意味では小さな解決策ですし、万能薬でないことは確かです。


とはいえ、手間も費用もほとんどかからないで数%(実数にしたら数千人〜数十万人レベル)に良い影響があるのだったら、取り入れない理由はあるでしょうか?


また、ナッジは「ゼロをプラスにする」というよりも、「マイナスをゼロに近づける」という類のアプローチだとも言えます(スラッジ防止についてはまさにそのような観点です)。


そういう意味では、「ナッジを取り入れるか・取り入れないか」ではなく、「当然取り入れた上で、さらにどのように施策を改善できるのか」という考えが広まったらいいなと思います。




 
 
 

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