Profile
代表 植竹香織
東京大学文学部卒業、英国University College London大学院修了。2010年横浜市役所入庁、温暖化対策担当として、スマートシティプロジェクト及びナッジを用いた大規模ランダム化比較試験(RCT)実証事業に従事したのち、家庭や学校での省エネ行動の促進を目的としたナッジプロジェクトを多数立案・実施。2019年、地方自治体初のナッジユニット「横浜市行動デザインチーム(YBiT)」に参画し、プロジェクト企画実施のほか研修講師や事業コンサルティング、国際連携に携わる。2021年、ポリシーナッジデザイン合同会社を設立。国内外のナッジユニットや自治体・企業と連携し、コンサルティングやプロジェクトマネジメントを通じて社会の最前線でのナッジ活用のサポートを行う。国連環境計画(UNEP)「グリーンナッジミニガイド」日本語版翻訳。仙台市出身、2児の母。日本評価学会認定評価士。
関心領域
環境, 防災, SDGs/ESD, 健康, 都市計画分野を中心としたナッジの活用
ナッジ実装に向けたキャパシティビルディング, 人材育成手法の開発
活動実績
最近の業務実績についてはWorksに掲載しています。
1. ディスカッションペーパー
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髙橋勇太, 植竹香織, 津田広和, 大山紘平, 佐々木周作「日本の地方自治体における政策ナッジの実装:横浜市行動デザインチーム(YBiT)の事例に基づく体制構築と普及戦略に関する提案」経済産業研究所ポリシー・ディスカッション・ペーパー No. 20-P-026 2020年
2. 発表/プレゼンテーション
2-1. 学会発表
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植竹香織、三浦輝久「福島県庁におけるナッジラベルを活用したごみ分別行動促進」日本環境心理学会第16回大会 2023年3月
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植竹香織、三浦輝久「福島県庁におけるナッジラベルを活用したごみ分別行動促進」行動経済学会第16回大会 ベストナッジ賞ポスターセッション 2022年12月 Blog
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植竹香織「サステナブルなイベント運営に向けた行動科学活用の可能性―国内外におけるナッジ理論の実践動向をふまえて―」第25回イベント学会口頭発表 2022年11月
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駒場みなみ、糸井川高穂、岩上竜也、浅田昌宏、植竹香織「ナッジを用いた環境配慮行動に関する検討ー照明の消灯を目的としたイラスト設置の効果についてー」日本人間工学会 第63回大会 2022年7月 https://doi.org/10.5100/jje.58.1G4-01 Blog
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植竹 香織、糸井川高穂「ナッジを都市に織り込むーまちなかナッジプロジェクトの取組」第9回気候変動・省エネルギー行動会議(BECC JAPAN) 2022年7月
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三浦輝久、植竹香織「ゴミ箱ラベルによるゴミ分別・ゴミ削減」第9回気候変動・省エネルギー行動会議(BECC JAPAN) 2022年7月
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糸井川高穂、駒場みなみ、岩上竜也、浅田昌宏、植竹香織「スイッチ近傍への情報設置による不在時点灯時間の短縮化」第9回気候変動・省エネルギー行動会議(BECC JAPAN) 2022年7月
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植竹香織、三浦輝久「事業所におけるごみ分別促進ナッジの実証~海外ナッジユニットのエビデンスを応用して~」日本評価学会社会実験分科会 2022年6月
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竹 順哉, 杓子尾 駿, 植竹 香織, 岩垣津 信太朗, 上田 啓瑚, 石塚 隆之, 松尾 紀明, 石井 雄司, 多田 明世, 森下 美穂, 佐藤 翔輔「アフターファイブにおける災害対応ステークホルダーの「顔の見える関係構築」とその効果~よんなな防災会がつなげる防災の輪~」地域安全学会春季研究発表会 2022年5月
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植竹香織、竹順哉「防災行動促進のためのナッジ活用に関する予備的検討」 日本災害情報学会 第23回学会大会 2021年11月
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安藤如照、植竹香織、竹林正樹「ナッジを活用したEメールの効果検証:クラスターランダム化比較試験」日本評価学会社会実験分科会 2021年7月
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植竹香織「横浜市の小中学生向け普及啓発事業におけるナッジを活用した省エネ行動変容の取組(第一報): 地方自治体におけるナッジ活用の可能性と課題」第7回気候変動・省エネルギー行動会議(BECC JAPAN)2020年(横浜市温暖化対策統括本部による発表)
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髙橋勇太, 植竹香織, 津田広和, 大山紘平, 佐々木周作「地方自治体におけるナッジの実装に向けた体制構築と普及戦略: 横浜市行動デザインチーム (YBiT) の取組事例に基づく提案」第13回行動経済学会 2019年
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植竹香織「SDGs未来都市・横浜における行動インサイトの政策活用―横浜市行動デザインチーム(YBiT)の取組」 第6回気候変動・省エネルギー行動会議(BECC JAPAN) 2019年
2-2. 会議での発表
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よんなな防災会ナッジユニット 行動防災チーム「ナッジを活用した防災行動促進」ぼうさいこくたい2021オンラインセッション 2022年10月
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「ナッジを活用した環境保全」第29回2022年度瀬戸内海研究フォーラムin和歌山 2022年8月
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Little Book of Green Nudges Breakout Session, YEA! Global Summit 2022年7月
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Behavioral Science for Sustainability, UNEP, UN Behavioral Science Week 2022(国連行動科学ウィーク 国連環境計画(UNEP)主催「サステナビリティのための行動科学」)2022年6月
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よんなな防災会ナッジユニット 行動防災チーム「ナッジで人間のリアルを踏まえた防災施策へ~行動科学の視点から見た防災行動と事例紹介~」ぼうさいこくたい2021オンラインセッション 2021年11月
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津田広和, 髙橋勇太, 植竹香織「地方自治体へのナッジの適切な普及における主な論点」 第16回日本版ナッジ・ユニット連絡会議 2020年3月
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津田広和, 植竹香織, 藤原啓子, 大山紘平「横浜から始める、政策文明開化」行動に着目した社会課題解決のための官民協働フォーラム 2019年2月
2-3. その他の主要なプレゼンテーション
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植竹香織「行動科学とCOVID-19」UDC078 withコロナ都市生態・防災研究分科会 2021年9月
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植竹香織「SDGs達成に向けた行動変容促進のアプローチ『ナッジ』」よんなな会オンライン市役所 SDGs官民連携課定例会 2020年12月
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植竹香織「自治体リスクコミュニケーションの効果検証−海外事例を中心に−」 防災リスクコミュニケーション勉強会 2020年5月
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植竹香織「ウィルス対策における海外のナッジ活用事例」 YBiT研究会 2020年4月
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糸井川高穂、植竹香織 「行動デザインアプローチを取り入れた小学生向け省エネ教育の事例紹介−横浜市立幸ケ谷小学校における取組事例−」 YBiT研究会 2020年3月
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植竹香織「A Practitioner’s guide to Nudgingガイドブックの紹介/横浜市の温暖化対策に関わるナッジ事例紹介」 YBiT研究会 2019年3月
3. 受賞等
ナッジアンバサダー(団体の部):横浜市行動デザインチーム(YBiT)
日本版ナッジ・ユニットBEST 2019年12月
4. 研修講師
・横浜市温暖化対策統括本部「温暖化対策・SDGs推進のための行動デザイン」2019年7月
・横浜市建築局「ナッジ研修」ワークショップ部分担当 2020年1月
学歴・資格
2010年 筑波大学大学院人間総合科学研究科世界遺産学専攻博士後期課程 単位取得退学
2006年 英国University College London考古学研究所文化遺産学修士課程修了 修士(文化遺産学)
2005年 東京大学文学部歴史文化学科卒業 学士(文学)
2001年 宮城県第一女子高等学校卒業
日本評価学会認定評価士(日本評価学会 評価士養成講座 修了(第27期))Webサイト
TOEIC 970
所属学会・団体
行動経済学会,日本評価学会,日本災害情報学会, 日本環境心理学会, イベント学会
UDCSEA(横浜海洋環境未来都市研究会)
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 賛助会員