テキサスで行われた安全運転キャンペーン。
高速道路のデジタルサインに年間交通事故死亡者数を掲示したところ、
ドライバーの注意を引きすぎるメッセージがかえって交通事故を増やしてしまったようです。
一見良さそうな取組でも、展開する前に小規模な検証をして効果を確認する、というステップが非常に重要だとわかります。
また、一般的には効果があるのかないのかわからない状態で施策が継続していることも多いものです。
テキサス州では、研究結果を受け、このメッセージの使用をやめたとのこと。
効果がないことがわかることも進歩、改善につながる重要な一歩です。
何を知らせるかと同時に、何を知らせないか、
そして、知らせるとしたらどんなタイミングで知らせるか、
丁寧に考えていく必要がありそうです。
コメント